2025年3月10日から11日にかけて、財団主催の工場見学会が開催され、研究者および奨学生、財団関係者など総勢78名が参加しました。今回の見学会は、前年8月の2024年度交流会が台風10号の接近に伴い、当初予定していた3日間の交流会が直前に2日間に短縮されたことを受けたリベンジ企画として実施されました。
初日は阿波十郎兵衛屋敷を見学し、伝統芸能の魅力に触れました。その後、参加者は採用年度別に分かれて、大塚グループの各施設を訪問しました。2024年度採用者および研究助成対象者は板野工場を、2023年度以前の採用者は能力開発研究所・製剤研究所および大塚製薬のオロナミンC・マッチ工場を見学しました。実際の生産設備や工程を間近で見ることができ、参加者にとって貴重な経験となりました。夜の懇親会では学生委員会主催のレクリエーションも開催され、和やかな雰囲気の中で親睦が深められました。
2日目は、午前に藍染め体験が行われ、徳島の伝統文化を体感しました。続いて大塚グループの工場を再訪し、昼食後にはフルーツガーデンでいちご狩りを楽しみました。参加者同士で交流を重ねながら、終始笑顔あふれる時間となりました。
2日間を通じて、企業見学や文化体験、懇親の場を通じて多くの学びと交流が生まれました。参加者はそれぞれに充実した経験を胸に、見学会を終えました。ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
戸部歩理事長による挨拶
学生委員会・委員長挨拶
懇親の様子
学生委員による閉会の挨拶
会場の様子
